入学式が挙行されました
学校行事

平成27年度 第27回入学式が、ホテル紅やで挙行されました。
前夜から続いた雨が朝まで降り続いていましたが、その後、雨はあがって入学式に相応しい良い天気になりました。桜は咲き始めて満開手前といった季節の中、新入生の晴れがましい式典を実施できました。
『「心、技、体」のバランスのとれ、周囲から信頼される人に』
理事長式辞の中で、花岡清二理事長からは、『学生の本分は勉強にある』とした上で、『「心、技、体」のバランスがとれ、周りの人々から信頼され必要とされる人間になってほしい』との願いが新入生に伝えられました。これを実現するために、以下の3点を挙げていました。
- 嘘をつかない
- ごまかさない
- 約束を守る
また、本校の教育理念にも触れられ、あっという間の2年間に、後悔のない、充実した学生生活を送るようにしてほしいとのメッセージが、新入生に贈られました。
『皆さんが目指そうとしている「的」は何でしょうか』
続く学校長訓示の中で、上島清文学校長からは、平家物語「扇の的」で登場する那須与一の話から、新入生へのエールが贈られました。
与一が新入生と同年代である17歳であること、扇を射抜く原動力となったのは与一の並外れた覚悟と集中力であることを踏まえ、新入生が目指そうとしている「的」は何か、その的にどのような矢を射ようとしているのか、学校長は問いかけられました。その上で、先ずは2年後の自分の姿をしっかり見据えること、そして、時代の相違を越えても、若者の覚悟と集中力は不可能を可能に出来ることを示されました。
新入生の皆さんにとっても、今後の人生が充実したものになる学生生活を送っていただきたく思います。