「卒研インターンシップ」とは、就職活動で早期に内々定が出た学生の希望に基づいて、内定先企業と調整した上で、10月から内定先企業で学生が研修を行う仕組みです。今年度は、4社で9名の学生が研修を実施しました。

多くの学生が述べていたのは、社会人と学生の意識の違いと、研修を通じた自身の成長についてでした。「仕事に活きる力を身に付けられた」「分からないことを質問することの大切さが良く分かった」など、自身の成長の実感が伝わる発表でした。

この発表会には、卒業間際の2年生だけではなく、これから就職活動が本格化する1年生も同席します。また、内定先企業の御担当者様も同席されます。発表内容への質疑応答では、学科の垣根を越えて互いの研修の頑張りを認め合うやり取りもみられました。

お忙しい中、御同席を賜りました企業の皆様、誠にありがとうございました。

  

続く「卒業研究全体発表会」では、各学科で1年間、取り組んできた卒業研究の成果について、その代表者1名が発表しました。2年生は全員が卒業研究に取り組み、学科内発表会を行いました。その発表を経て、優秀賞に選出された学生が、全学生の前で発表を行いました。内定先の開発業務に即した在庫管理システムの開発、モーションキャプチャを3D空間内のキャラクターに適用し車椅子ロボットの制御に繋げた研究、東京オリンピックによる経済効果を分析する研究など、各学科の専門分野で培った知識・技術の集大成を見ることができました。

発表後、優秀賞・準優秀賞に選出された学生達全員で、写真撮影をしました。