平成28年度 第28回入学式が、ホテル紅やで挙行されました。

例年よりも早く暖かい春の訪れの中、新入生を迎える式典を挙行できました。

『「心、技、体」のバランスのとれ、周囲から信頼される人に』

理事長式辞の中で、花岡清二理事長からは、『学生の本分は勉強にある』とした上で、『「心、技、体」のバランスがとれ、周りの人々から信頼され必要とされる人間になってほしい』との願いが新入生に伝えられました。これを実現するために、以下の3点を挙げていました。

• 嘘をつかない
• ごまかさない
• 約束を守る

また、あっという間の2年間に、後悔のない、充実した学生生活を送るようにしてほしいとのメッセージが、新入生に贈られました。

『2年間、最後の最後まで油断することなく、己の目指すところに突き進んでください』

続く学校長訓示の中で、上島清文学校長からは、関ヶ原の戦いで敗れた石田三成の処刑前の逸話をもとに、最後の最後まで己の目指すところを失わず、とことんやり抜く心を持つことの大切さを示されました。また、中国の書物「戦国策」をもとに、気の緩み・心の緩みの話と最後の仕上げの困難さを挙げられ、2年間を油断せず己の目指すところに突き進み、初志貫徹を目指すことを願っている旨、エールを送られました。

新入生の皆さんにとって、今後の人生が充実したものになる学生生活を送っていただきたく思います。